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男性ファッション

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Antique letterpress wood type printing blocks - Historyワコマリアというブランドをご存知でしょうか。そもそも、洋服はユニクロなどのファストファッションで十分という人は知らないでしょうね。ちょっとおしゃれに興味がある人で知っているぐらいのブランドでしょうか。ファッション誌などにはよく登場しますので、知る人ぞ知るというよりも、知っている人は知っているぐらいのブランドです。

でも、意外に知られていないのがこのブランドのデザイナーは元Jリーガーということ。デザイナーの森敦彦はJリーグ草創期の人気ゴールキーパーです。名前でピンと来た方はアラフォー以上ですね。当時から、ロングヘア、ドレッドヘア、バンダナなどの個性的な風貌でJリーガー=ファッショナブルのイメージの先駆者として扱われていました。

1997年、25歳の若さで現役引退。最後はコンサドーレ札幌へレンタル移籍されましたが、この頃はあまり活躍はしていませんでしたね。当時のJ2ですし、Jリーグ自体も人気が少し落ち始めていたのでいつの間にかいなくなった選手というイメージが強いはずです。その後は、私たちが知らないだけで都内にバー「ROCK STEADY」をオープンしたり、同じく元サッカー選手の石塚啓次と共に、WACKO MARIAを立ち上げたりしています。

ワコマリアのデザインの特徴は分かりやすいデザインでしょうか。コンセプトは森敦彦が「自分が女ならきっとこんな男に惚れる」というイメージですが、クラシカルテイストに流行を掛け合わせた柄物などが強いイメージです。分かりやすく言うとEXILEあたりが着てそうな感じの服というとイメージしやすいはずです。どちらかというと、おすすめはテーラーリングの方。こちらは仕立てがしっかりしているので大人の男のフォーマルファッションにやや外し感を持たせて取り込んで頂きたいところです。特にブランドアイコンともいえるハットは本当にいい作りです。カジュアルラインは通販サイトなどでも気軽に買えますよ。

ファッションに興味がないというのはもったいないと思います。年齢なりのファッションを楽しむことで日常の気持ちも上がるというもの。自分らしさの追求とでもいうのでしょうか。コーディネートは自分のこだわりを追求するのもいいですが、やはり人からの見た目は意識したいもの。ファッションセンスのある人に見てもらうとより一層あなたに似合うコーディネートが見つかったり新しい自分が発見できたりしますよ。その時の気分の高揚感を味わったことがあるかないかがお洒落にハマるかどうかの別れ道なのでしょうね。

Handsome businessman in a blue suit and tie毎日当たり前のように着ていても、本当に似合う着こなしを見つけるのが意外に難しいスーツ。「自分にはスーツは似合わない」と思っている人も多いのではないでしょうか。ですが、アイテムの選び方次第でかっこよく着こなせるようになるんです。

スーツの間違った着こなしの代表例ともいえるのがジャケットのサイズ選び。ジャケットは自分の肩幅よりも1cmくらい大きいものを合わせるのがポイントです。着丈はお尻がちょうど隠れるくらい、袖は腕をおろした状態で袖口からシャツが1.5cm出るくらいがベストだといわれています。スーツ姿の仕上がりはジャケットのサイズ感で決まるといっても過言ではありません。目安として覚えておくといいでしょう。そしてスラックスはハーフクッション(すそが靴の甲に触れるくらいの長さ)にするとスッキリ着こなせます。長すぎたり短すぎたりするとだらしない印象になってしまうので、意識してみてください。

もう1つ悩んでしまうのがシャツの色。おしゃれなシャツを着たくなるかもしれませんが、場合によっては相手によくない印象を与えてしまいます。おしゃれよりも清潔感を優先した方がいいでしょう。白か水色のシャツを選んでおけば間違いありません。意外に忘れがちなのが小物の色合わせ。靴とベルトは色を合わせるようにしましょう。ベルトはジャケットに隠れているのでそこまで目立つ訳ではありませんが、靴と色を合せておけばセンスもよく、細かいところにまで気を配れる人だという印象を与えられます。

もしこれらのポイントを踏まえた着こなしが難しいというのであれば、オーダースーツを作ってしまってもいいでしょう。最初から自分にぴったりに作られたオーダースーツであればサラッと着るだけでおしゃれに見えます。オーダースーツ作りがはじめてだから不安という方は、東京にあるオーダースーツのTAGARUに足を運んでみてください。「敷居を低く分かりやすく」をコンセプトにしており、オーダースーツ初心者でも安心してお願いすることができます。慣れてくれば徐々に自分らしい着こなし方が分かってきます。いろんなアイテムを試してみるといいのではないでしょうか。

Beautiful Boutonniereフォーマルウェア、もしくは礼服は、年齢を重ねるごとに着る機会が増えるものです。一番着る機会が多いのは冠婚葬祭の時にはなりますが、人によっては式典等に参加するために着ることもあります。礼服として指定されているものは数々ありますが、礼服に共通しているのは、衣服としての機能よりも格式を重視しているという点、それから昼と夜で異なる場合があるというこの二点です。

しかしながら、礼服とはいいますが、そのために作られた礼服というものはほとんどありません。平常服がある時を境に礼服化することが一般的には多くあります。例えば、日本においては、公家の平常服「狩衣(かりぎぬ)」、武家の平常服「直垂(ひたたれ)」などがそうでしょうか。

西洋でも色々とありますが、一つ例を挙げるなら「モーニングコート」でしょうか。西洋化して以降、日本においても最上級の礼服とされるのがモーニングですが、これは元々は乗馬をする時のフロックコートです。あの形は、前の裾が乗馬をするときに邪魔だったためカットして裾を切り落としたのがあの形の由来です。フロックコート自体は、朝の散歩の時に着るように作られたという起源がありますので、そこから「モーニング」という名称、夜間には着ないという礼装としてのルールが生まれました。実際に、19世紀ごろには法律で、お昼の礼装にはモーニングを着るなんて決めた国もあったとか。なんとも適当ですね。

日本だと着る機会は、結婚式で父親が着るか、宮中で行われる叙勲や授賞という特別な機会ぐらいしかありません。人生でもそうそう着る機会がないので、モーニングコートをプライベートで持っている人というのもいないでしょう。一般的には、大手貸衣裳屋の和楽で行っているようなモーニングレンタルサービスを利用するぐらいです。ちなみに「モーニング」で検索すると喫茶店のモーニングばかりが出て来ますので、調べる時には「礼装」も組み合わせるようにしましょう。なお、予測検索は「娘」でした。そう考えるとずいぶんと抽象的な名前ですね。