身体の線が一見細そうに見えるのに、きちんと筋肉がついている男性を細マッチョと呼びます。ボディビルダーのように隆々たる筋肉を誇るのではなく、日々の生活の中でのシャープな動きができるよう、ダイエットと平行して筋肉を鍛えていきます。
このような体型を実現するには、運動と食事の管理が必要です。運動とは二通りあって、脂肪を燃焼させるための有酸素運動といわゆる筋力トレーニングです。そして食事には、やはり正しく計算されたカロリー量に基づくメニューが必要です。タンパク質・炭水化物・脂肪の量はカロリー計算からグラム単位で導きだされます。
食事に関する注意点はふたつあります。ひとつは、食事の回数をできるだけ増やすことです。総カロリー量を3等分する従来の3食を改めて5?6回に等分するのがコツです。筋肉量を増やすのに必要なタンパク質は、1回当りの食事で40gまでしか吸収できません。上限を超えれば脂肪になってしまいます。
そのため回数を増やしてこの上限をクリアするのです。また一回当りの分量が減ると、胃が徐々に小さくなり、過食ができにくくなります。もうひとつの注意点は、タンパク質を目的にあわせて選ぶことです。肥満傾向にある人が体重を落としたい場合には、植物性タンパク質が向いています。一方で筋肉量を増やしたい場合には、動物性タンパク質がより適しています。
男ならマッチョに憧れると思いがちですが、今の時代は細マッチョこそ最強です。正直、マッチョはモテません。細マッチョボディこそが女子にモテるのです。